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Posted by チェスト at

2010年11月10日

日本舞踊を支える裏方…床山さん

 これから、日本舞踊を支える裏方さんをご紹介しましょう。
 日本舞踊の舞台裏では、多くの裏方さんがヒノキ舞台を支えています。
 顔師、衣裳方、床山、大道具、小道具、照明、音響、後見、狂言方、司会者、進行係、その他にもいっぱい働いています。
 ですから、日本の芸術文化の代表的な日本舞踊は、伝統が支える総合芸術です。

 床山さん



 お化粧と着付けが終わったら、最後にカツラや笠などのかぶり物をつけて完成です。
 舞台の一ヶ月くらい前に、それぞれの頭の大きさに合わせてカツラを合わせる事が必要です。
 「カツラ合わせ」と言います。カツラの入った段ボールが山積みになっているのがわかりますか。踊る人の頭の寸法に合わせていろんな形のものを持ってきて合わせますから、大変な作業ですよね。「カツラ合わせ」の後も、髪の毛が伸びたり、頭の大きさも痩せたり太ったりしますから、大きさが変わる可能性があるのです。
 床山さんの仕事は、踊りの前までには、ほぼ完成しているわけですね。  


Posted by 衣裳 at 16:50Comments(0)舞台裏