2018年04月30日
熊本城望む「伝統工芸館」で、「舞妓と芸妓の着付けショー」開催!
時代考証と着付けの解説もお楽しみに!
ニュースで、、熊本城の大天守に、新調された二体(一対)のシャチホコがそろって設置されたそうです。
熊本のシンボルの復興に、地元の皆さんや観光客の皆さんも、大喜びだとか。クリック➠ 毎日新聞の写真集
その大天守を真上に望む、「熊本県伝統工芸館」のロビーで、舞妓と芸妓の着付けショーが開催されます。
日時は、5月2日(水)午後1時から1時間の予定です。
きものや着付けに興味のある方は、ぜひお越しくださいませ。
当日は、プロの着付けはもちろん、時代考証にもとづいた、着付けの解説も楽しみにお越しくださいませ。
お問合せは、090-1929-8649 いちき まで

ニュースで、、熊本城の大天守に、新調された二体(一対)のシャチホコがそろって設置されたそうです。
熊本のシンボルの復興に、地元の皆さんや観光客の皆さんも、大喜びだとか。クリック➠ 毎日新聞の写真集
その大天守を真上に望む、「熊本県伝統工芸館」のロビーで、舞妓と芸妓の着付けショーが開催されます。
日時は、5月2日(水)午後1時から1時間の予定です。
きものや着付けに興味のある方は、ぜひお越しくださいませ。
当日は、プロの着付けはもちろん、時代考証にもとづいた、着付けの解説も楽しみにお越しくださいませ。
お問合せは、090-1929-8649 いちき まで

2017年11月13日
東京の向島で、芸者さんの着付け講座
裾引きを中心に学びます
向島(東京)と木更津(千葉)の芸者さんが、「裾引きや前割れ後見」などをを学んでいます。
明日の早朝、飛行機で羽田まで。
墨田区の花街「向島」で、4人の芸者さんの待つおけいこ場(料亭)に向かいます。
これまで、箱屋さんに着付けてもらっていたのですが、「自分たちでも着付けを覚えていきたい!」とのことでした。
花街の変化と、芸者さんたちの「花街への想い」を受け止めて、一ヶ月1回東京に伺っています。
着付けに真剣に取り組む、彼女たちの姿勢に応えるためにも。

新燃岳火口ライブ映像
向島(東京)と木更津(千葉)の芸者さんが、「裾引きや前割れ後見」などをを学んでいます。
明日の早朝、飛行機で羽田まで。
墨田区の花街「向島」で、4人の芸者さんの待つおけいこ場(料亭)に向かいます。
これまで、箱屋さんに着付けてもらっていたのですが、「自分たちでも着付けを覚えていきたい!」とのことでした。
花街の変化と、芸者さんたちの「花街への想い」を受け止めて、一ヶ月1回東京に伺っています。
着付けに真剣に取り組む、彼女たちの姿勢に応えるためにも。

新燃岳火口ライブ映像
2017年10月18日
腰紐は命綱④
衿先がズレないように慎重に…
腰紐を締める事に熟練している方は、紐を身体に巻く時に、衿先がズレないように気をつけます。
これもちょっとしたコツです。(左手の指をどう使うか工夫します。)
一般の着付けで、後ろの腰紐の下に両方の親指を入れてシワを取ろうとされる方もいらっしゃいますが、重い衣裳の場合は前が崩れてしまいます。
二人着付けで、腰紐を締める前に、後の相方があらかじめシワを取るようにすると万全です。

新燃岳火口ライブ映像
腰紐を締める事に熟練している方は、紐を身体に巻く時に、衿先がズレないように気をつけます。
これもちょっとしたコツです。(左手の指をどう使うか工夫します。)
一般の着付けで、後ろの腰紐の下に両方の親指を入れてシワを取ろうとされる方もいらっしゃいますが、重い衣裳の場合は前が崩れてしまいます。
二人着付けで、腰紐を締める前に、後の相方があらかじめシワを取るようにすると万全です。

新燃岳火口ライブ映像
2017年09月18日
東京・向島/牛島神社大祭➠芸妓さんからのお便り①
向島の三人の芸者さんも出演!
鎮座・1160年の歴史。5年に1回行なわれる、東京・向島の「牛島神社の大祭」。
今日はあいにくの雨だそうです。
月1回、私共が指導をさせて頂いている、向島の芸者、千花さんが、手古舞姿で出演されました。
舞台化粧、手古舞の着付けも出来上がったようです。。
観に行けなくて残念ですが、大祭の現場から写真を送ってもらいました。(下の写真)
新しい写真や情報が入ったら続報としてお知らせいたします。

《日本お祭り推進協会公式ページ》より抜粋 …………………………………………
西暦860年(貞観2年)、須佐之男命を郷土守護神として創祀、後に天之穂日命、貞辰親王命がまつられ、この三柱の神々を御祭神とする旧本所一帯の総鎮守。元・水戸徳川邸跡の隅田公園に隣接する総檜権現造りの大社殿を誇る、東都屈指の古社「牛嶋神社」。本殿の左右に牛神が奉納されている他、境内には自分の身体の悪い部分をなで、牛の同じところをなでると病気や心も治ると言われる牛の像「撫牛(ナデウシ)」でも知られている。
牛嶋神社の祭礼は、古くは貞観の昔、9月15日にはじめて行われたと言われ、現在では毎年9月、長老の日に近い土日に行われている。また5年に一度の大祭では、牛が曳く鳳輦(牛車)を中心に手古舞、稚児などが加わった古式ゆかしい行列が、広大な氏子エリアを全行程約35キロメートルにわたって巡行される神幸祭が2日間をかけて行われる。また、本年度は初めての試みとして神幸祭2日目の夕方に「東京スカイツリーソラマチひろば」で「世界平和祈願祭」が執り行われる。
そして、最終日の日曜日には、関東大震災や空襲の難を免れた名工の巧みな技術が活きた逸品も多く存在している、墨田区内の氏子各町約50基の大神輿が3組に分かれて集結し、牛嶋神社へ向かって渡御される連合神輿宮入が盛大に行われ、祭りは最高潮を迎える。
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鎮座・1160年の歴史。5年に1回行なわれる、東京・向島の「牛島神社の大祭」。
今日はあいにくの雨だそうです。
月1回、私共が指導をさせて頂いている、向島の芸者、千花さんが、手古舞姿で出演されました。
舞台化粧、手古舞の着付けも出来上がったようです。。
観に行けなくて残念ですが、大祭の現場から写真を送ってもらいました。(下の写真)
新しい写真や情報が入ったら続報としてお知らせいたします。

《日本お祭り推進協会公式ページ》より抜粋 …………………………………………
西暦860年(貞観2年)、須佐之男命を郷土守護神として創祀、後に天之穂日命、貞辰親王命がまつられ、この三柱の神々を御祭神とする旧本所一帯の総鎮守。元・水戸徳川邸跡の隅田公園に隣接する総檜権現造りの大社殿を誇る、東都屈指の古社「牛嶋神社」。本殿の左右に牛神が奉納されている他、境内には自分の身体の悪い部分をなで、牛の同じところをなでると病気や心も治ると言われる牛の像「撫牛(ナデウシ)」でも知られている。
牛嶋神社の祭礼は、古くは貞観の昔、9月15日にはじめて行われたと言われ、現在では毎年9月、長老の日に近い土日に行われている。また5年に一度の大祭では、牛が曳く鳳輦(牛車)を中心に手古舞、稚児などが加わった古式ゆかしい行列が、広大な氏子エリアを全行程約35キロメートルにわたって巡行される神幸祭が2日間をかけて行われる。また、本年度は初めての試みとして神幸祭2日目の夕方に「東京スカイツリーソラマチひろば」で「世界平和祈願祭」が執り行われる。
そして、最終日の日曜日には、関東大震災や空襲の難を免れた名工の巧みな技術が活きた逸品も多く存在している、墨田区内の氏子各町約50基の大神輿が3組に分かれて集結し、牛嶋神社へ向かって渡御される連合神輿宮入が盛大に行われ、祭りは最高潮を迎える。
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2011年04月05日
ふたたび「舞妓の着付け」を吉野公園で…

興味のある方は、日本文化の一端をご覧ください
4月6日(水)、午後2時半から、「花かごしま2011」のステージで、京都の芸妓と舞妓の着付けをご覧頂くことになり、私も舞妓の着付けに伺います。
着付けの技術もご覧頂きたいと思いますが、花街の着付けの解説は日本のきもの文化の一端を知る上で面白い内容だと思います。
時間のある方は、吉野公園まで足をお運びくださいませ。
「新燃岳監視映像」 http://kirishima-live.jpn.org/
「今日の桜島」映像 http://373news.com/_sakucap_ss/index.php
2011年03月31日
舞妓と芸妓を着付けました。part③

ところで、舞妓と芸妓の頭を見て下さい。お化粧の塗り方が違うと思いませんか。
芸妓は髪の際までお化粧がしてありますが、舞妓は髪の毛の生えぎわの手前で白塗りがとまっていますね。
つまり、芸妓はカツラですから、白塗りも生えぎわまでキッチリ塗られています。
一方、舞妓は自分の髪の毛なので、髪の中までは白塗りが出来ない訳です。
髪型にも注意!
芸妓は一般に、「つぶし島田」という髪型を致します。(他に、お茶席などで結う、京都独特の「芸妓島田=高島田」もある。)
一方、舞妓は自分の髪で結ってもらいますが、髪型も年数や場所によって、「割れしのぶ」「おふく」「勝山」「奴島田」「先笄(サッコウ)」と変わっていきます。
お知らせ
4月6日(水)午後2時半から30分間、吉野公園のメインステージで「芸妓と舞妓の着付けショー」を行ないます。桜も満開ですよ…
「新燃岳監視映像」 http://kirishima-live.jpn.org/
「今日の桜島」映像 http://373news.com/_sakucap_ss/index.php
2011年03月30日
舞妓と芸妓を着付けました。part②
舞妓のきものは、「子供の仕立て」
ところで、舞妓さんのきものをよく見ると、肩上げ、袖上げがしてあるのがわかります。
これは、現在の七五三のきものがそうであるように、子供の舞妓さんの成長に合わせてきものを調整したむかしの名残りなのです。何故かというと、むかしは、12・3才の頃(中学卒業の頃)から舞妓になったからです。現在は高校を卒業してから舞妓になりますので、肩上げと袖上げはあまり必要ありませんが、形として大切です。
舞妓のきものは、振袖と大きく違う
舞妓のきものは、裾を引いて着るために、振袖に比べて1m程長く作ってあります。胴周りの寸法も大きく作ってあります。
もう一点は、芸妓のきものもそうですが、衿の仕立てが違うのです。舞妓も芸妓も、一般のきものと比べて大きく衿を後ろに抜くために、仕立てが全く異なります。
余談ですが、舞踊のきものは全て花街の仕立てで作りますので、普段のきもので着付けても、うまくいかない所以です。
「新燃岳監視映像」 http://kirishima-live.jpn.org/
「今日の桜島」映像 http://373news.com/_sakucap_ss/index.php
ところで、舞妓さんのきものをよく見ると、肩上げ、袖上げがしてあるのがわかります。
舞妓のきものは、振袖と大きく違う
舞妓のきものは、裾を引いて着るために、振袖に比べて1m程長く作ってあります。胴周りの寸法も大きく作ってあります。
もう一点は、芸妓のきものもそうですが、衿の仕立てが違うのです。舞妓も芸妓も、一般のきものと比べて大きく衿を後ろに抜くために、仕立てが全く異なります。
余談ですが、舞踊のきものは全て花街の仕立てで作りますので、普段のきもので着付けても、うまくいかない所以です。
「新燃岳監視映像」 http://kirishima-live.jpn.org/
「今日の桜島」映像 http://373news.com/_sakucap_ss/index.php
2011年03月28日
舞妓と芸妓を着付けました。part①

3月24日(木)午後2時半から行なわれた「芸妓と舞妓の着付けショー」で、舞妓を着付けました。
京都の舞妓の特徴は、なんといってもだらりの帯です。
一般に、皆さんが締められる袋帯の長さは大体4mです。しかし舞妓のだらりの帯は約6m余り。
その差がなんと2m以上。それだけの長さがないとダラリは出来ません。
たれ先に屋形紋
ダラリの帯のもうひとつの特徴は、たれ先に屋形紋が織り込んであることです。
祇園や先斗町を歩く舞妓さんの帯を見ただけで、どこの置屋さんの舞妓かがわかるようになっています。
これは12・3歳の舞妓さんを京都の皆さんが守るための目印になったものでしょう。
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