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Posted by チェスト at

2011年04月12日

京都花街と舞踊の流派

京都の花街
 京都の花街と言われる場所は、宮川町、先斗町、祇園甲部、祇園東、上七軒、島原…六ヶ所あります。
 島原を除く五ヶ所を「五花街(ごかがい)」と言います。
 ところで芸妓と舞妓の踊る舞踊は、それぞれの花街によって、流派が違います。

それぞれの流派

 宮川町の踊りの流派は「若柳流」で、4月に「京おどり」の公演を行っています。
 先斗町(ぽんとちょう)の流派は「尾上流」、5月の公演は「鴨川をどり」
 祇園甲部の踊りの流派は「井上流」です。4月公演は「都をどり」
 祇園東の踊りの流派は、「藤間流」で、秋11月が「祇園をどり」公演。
 上七軒は「花柳流」が踊りの流派です。4月の公演の名前は「北野をどり」です。

 いかがですか。花街によって、流派が違うのも興味深いことですね。

「新燃岳監視映像」 http://kirishima-live.jpn.org/
「今日の桜島」映像 http://373news.com/_sakucap_ss/index.php  


Posted by 衣裳 at 17:54Comments(0)舞踊の着付け

2011年04月05日

ふたたび「舞妓の着付け」を吉野公園で…


興味のある方は、日本文化の一端をご覧ください
 4月6日(水)、午後2時半から、「花かごしま2011」のステージで、京都の芸妓と舞妓の着付けをご覧頂くことになり、私も舞妓の着付けに伺います。
 着付けの技術もご覧頂きたいと思いますが、花街の着付けの解説は日本のきもの文化の一端を知る上で面白い内容だと思います。
 時間のある方は、吉野公園まで足をお運びくださいませ。

「新燃岳監視映像」 http://kirishima-live.jpn.org/
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Posted by 衣裳 at 00:41Comments(0)芸妓と舞妓

2011年04月03日

花柳流の着付けに伺いました。

素踊りのお祝儀舞い…後見結び
 先日、宮崎県延岡市の花柳流の舞踊の会に行きました。
 舞踊の発表会などで、幕開きで踊られるものの祝儀舞いの着付けで、「後見」と言われるものがあります。
 前割れのかつらに、後見結び。お祝儀舞いは、巾6㎝弱、長さ3m程の「抱え帯」を、帯の下線に合わせてしっかり巻き、斜め後ろで一文字に結びます。
 当日は、抱え帯なしの花柳後見でした。

会主さんの想いを込めて好みの大きさに…
 どの帯結びも、発表会の会主さんの想いを着付けに託すのが私どもの仕事ですから、その方の好みを知ることも大切な仕事です。
 この日の後見結びはかなり大きめで作りました。(上の写真)

後見は…シンプルでゴマカシの効かない帯結び
 後見結びと言っても、「一般に知られている後見結び」の他に、「花柳流の後見結び」、「尾上流の後見結び」などがあります。
 新橋の芸者衆が、女が男の踊りを踊るのに、女の前髪を真中で割って(前割れのかつら…右の写真)に、後見結びで踊ったのがはじまりです。
 「後見結び」ほどシンプルで、ゴマカシの効かない帯結びはありません。着付け師泣かせの帯結びです。

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Posted by 衣裳 at 23:52Comments(0)舞踊の着付け