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Posted by チェスト at

今年最後の、浅草「日本舞踊の着付け、浅草西会館講座」

2018年12月24日

芸妓、着付け講師、着付け師の皆さんが参加
1月17日から始まった、東京浅草西会館での「日本舞踊の着付け講座」は、今年最後のお稽古となりました。
台東区の浅草寺で有名なのが「雷門」と参道の「仲見世」、歌舞伎と舞踊のメッカ「浅草公会堂」。
そこから5分足らずのところにある「浅草西会館」が、「きつけ塾いちき」の講座の開催場所です。
毎月開催して、今回が12回目。
今回は
「京都/舞妓の着付けとダラの帯結び/芸妓の着付けと重箱結び」
「関東/芸妓の着付けと柳結び」
「花柳流の後見結び」
「男の着流しの着付けと、角帯の三種の結び(貝の口、浪人結び、神田結び)」
などが行われました。

来年の予定も決まりましたので、次回お知らせいたします。


  


Posted by 衣裳 at 12:33
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浅草の「日本舞踊の着付け、浅草西会館講座」➠10月25日に二講座

2018年10月22日

講座の始まりは、向島の芸妓さんから…
毎月、浅草で開催している、「日本舞踊の着付け、浅草西会館講座」も10回目を迎えます。

講座の始まりは、
向島の芸妓さんから、「関東芸者の着付けを身につけたい…」との要請があり、4名の芸妓さんにお教えしたことが始まりでした。
6ヶ月間で6回の講座を設け、「関東芸者の着付け」と「芸者の白塗り化粧」を学んで頂きました。
そして、今年のお正月の「出の衣裳」をきれいに着せ付けられるようになり、お座敷に出る事ができました。
よくがんばられたと思います。(この講座には、お部屋を無料でお貸し頂いた、向島の料亭「入船」の女将さんのご協力があってのことです。)

そんな中で、「日本舞踊の着付けを学びたい」との声が上がり、浅草西会館講座が始まったわけです。

講座見学は無料、カメラ、動画撮影なども自由です。
現在は、一般の女性はもちろん、関東の芸妓さん、着付け教室の先生方、ブライダル関係の女性などがご一緒に楽しく学んでいらっしゃいます。
歌舞伎衣裳や日本舞踊の着付けに関心をお持ちの方は、、ぜひ講座見学にいらっしゃいませんか?
お問合せは、090-4489-9745 いちき まで

あなたも、きつけ女子を体験してみませんか。



  


Posted by 衣裳 at 22:17
Comments(0)着付け師・衣裳方

東京・浅草の「日本舞踊の着付け、浅草西会館講座」…27日から

2018年06月19日

着付けの基本から、「裾引き」、「後見」などを楽しく指導
1月から始まった、「浅草西会館講座」も、6月のおけいこを迎えます。
この間に、関東の芸妓さんや着付け教室の先生方が、舞踊の着付けを学ぶ仲間になって頂きました。
普段の着付けと日本舞踊の着付けは、似て非なるもの。
今回は、「着付けの基本」や「裾引きの着付け」、「両角の後見結び」などを、三人の講師とともに、楽しく学んでまいります。

合理的な手法に、「目からうろこ」
これまで、日本舞踊の舞台裏の着付けは、歌舞伎と同じく男性の(衣裳方の)職場。
一般には公開されることもその必要もありませんでした。
学んでみると分かるのですが、普段の着付けにも大いに役立つ合理的な技術が数多くあります。

着付けの先生方が、「目からうろこ」とおっしゃるのは、これまでの経験では気付かなかった合理的な手法を、講座で見つけた時です。
「もっとゆっくり結んで…早過ぎてわからない」とお叱りを受けます。
それは、「普段の着せ付け」と、「舞台裏で早代わりをしたり、番組進行に追われる衣裳方」では、流れる時間が違うからだと思われます。

職人のワザは盗むもの…教えない世界
昔から、職人が自分の技を他人に教えることはありませんでした。
以前、松竹衣裳の海老沢さん(現社長)が、「つの出しは教えますが、帯の中の手の動きは教えません。」と言われていました。
先輩の手元を見て、想像力を膨らませ、盗んで覚えるのが常識の世界。

私は、京都の小林衣裳店の大先輩に、いつも着付けの現場を見せてもらっていました。
利益にもならないよそ者の私にですよ。信じられないことですが…。
邪魔にならない所で、質問なし、メモなし、イスなしは当然のこと。
舞台裏で、ただただ一日中、立ったまま、見せてもらう…
有名な大先輩の仕事を一日中見せてもらう。なんとありがたいことでしょうか。
質問したい事は山ほどありましたが、質問しなくても解答が目の前に現れるのですから、一日立っていても楽しくて…。
見せてもらったときは、目で見て盗んだ記憶を忘れないように、帰ってから必死でノートをしたものですが、結局、問題を抱えていたものだけが、記憶とワザに残されていきました。
その衣裳方も体調がが思わしくなく、数年前にリタイヤされました。

これまで盗んだもん、返してや!
先日、その方の相棒だった方と、舞台衣裳の打ち合わせでお電話をする機会がありました。
彼が笑いながら、京都弁で曰く、「いちきさん、これまで盗んだもん返してや!」。
いつかご恩返しはしたい…そう思ってはいるのですが、何せまだ未熟で。
もうしばらくお待ちを!

私たちは、何事によらずいろいろな方に教えてもらい、お世話になってお勉強させてもらいます。
その方々から盗んだものを、少しでも多くの方に学んでもらって、次世代に伝えていけたらと考えています。
浅草西会館講座は、そのためにあると思っています。

興味がおありでしたら、あなたもどうぞお越しくださいませ。


  


Posted by 衣裳 at 23:32
Comments(0)着付け師・衣裳方

吾妻流千光会、合同舞踊会を開催/鹿児島市民文化ホールで

2018年06月19日

6月24日(日)午後1時開演…古典舞踊中心に
吾妻流千光会(会長・吾妻千海、会主・吾妻薩海)は、来る6月24日(日)に「吾妻流千光会合同舞踊会」を開催します。
場所は、鹿児島市民文化ホール(第一ホール)。
開演は、午後1時予定です。
踊りの演目などは、下記の通りです。
私は、「きつけ塾いちき」の衣裳方としてお手伝いに伺います。

なお、チケット料金は、3,000円(税込み)です。
日本舞踊に関心のある方は、ぜひともお越しください。






  


Posted by 衣裳 at 21:08
Comments(0)着付け師・衣裳方

福岡の、「舞踊と振袖の、着付け専門講座」…明日から3日間

2018年06月12日

6月13日(水)から3日間、二会場で六講座を開催!
「きつけ塾いちき」は、来る6月13日(水)、14日(木)の二日間が、「ももち文化センター」(福岡市早良区)で四講座。
15日(金)は「KMMビル」(北九州市小倉北区、小倉新幹線口)で二講座開催します。
「日本舞踊の着付け」と、「振袖の専門着付け」が主な内容です。
当日は、四名の担当講師が、指導を承ります。

福岡でお会いしませんか。見学は自由です。
この講座には、熊本・佐賀、山口、島根、岡山など、福岡県外からもお越しになっています。
講座の見学は自由です。楽しい着付け講座でお会いしましょう。
個人で参考にされる限り、写真や動画の撮影もOKです。
お問合せは、090-1929-8649 いちき まで




  


Posted by 衣裳 at 10:19
Comments(0)着付け師・衣裳方

帰ってきた補整たち…クリーニングして真っ白に

2018年06月11日

のべ41人分の補整、16種類113枚、今からアイロン掛けだア
6月10日に行われた「吾妻流、寿賀穂の会」の着付けで使った補整たち。
全て手作りのものですが、着付けの現場から帰ってきましたよ。
帰ってきたのは、16種類、113枚の補整たちです。
着付けでは、京都の衣裳屋さんの物も使わせて頂きましたので、130枚を超える補整を使った勘定になります。

20年前の真っ白な補整は、私たちの宝物で、誇りです。
日本舞踊では、顔師の方がメイクをしますし、紅も塗ります。
口紅やファンデーション、汗でびっしょりぬれた補整は、踊り手さんが舞台でがんばった証しです。
私たち衣裳方は、このシミと汗を抜き、元通りに戻して、次の舞台に備えます。
補整には番号を付けてあります。
若い番号の補整は20年以上前のもので、今でも真っ白。
着付けの技術は未熟ですが、この真っ白の補整が、踊り手さんに対する思いであり、私たちの唯一の誇りです。

これからの季節、舞台でびしょびしょに濡らして、「濡らしてごめんなさい」と言われることがありますが大丈夫です。
その補整は、舞台でがんばって頂くために用意してきたものですから…ご心配には及びません。
シミを抜き、クリーニングをして、乾燥させ、アイロンをしっかりかけて、次の舞台に臨みます。
直接肌身につける補整。踊られた方の補整を洗わずに、汗やにおいを残したまま、別の方に使うことは絶対にありません。

数えてみると、行方不明になる物もあります。捜索願いを出すときもありますが、めげずに作り直します。
衣裳方にとって、補整は宝物。
宝物を縫製しているのは、事務所のきもの仕立ての担当。
出来上がってから後の管理は、着付け40年のベテラン講師。…安心して任せておける蔵番です。

補整を毎回洗っているの?全国であなたのところだけよ…
5年ほど前に、日本舞踊のイベントをされている関東の女性の社長さんが、補整をクリーニングしてアイロン掛けしているのを見て…
「補整を毎回洗っているの?。そんなことまでしているのは、全国であなたの所だけでしょうね。」とおっしゃっていました。
「きれいな補整を身につけてもらおうと思って…」と応えたのを思い出します。


  


Posted by 衣裳 at 21:22
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衣裳方の工夫と研究

2018年06月11日

男性並みに…より効果的な方法を
私たち衣裳方の力量は、まだまだ未熟です。
一般に、歌舞伎衣裳や日本舞踊の着付けにたずさわるものは、昔から男性でした。
重たい衣裳だからこそ、腰紐も帯も、しっかり結ばないと落ちてきます。

課題は、…非力な女性の力で、男性並みの効果を出す方法はないか。
考えられるのは、
①手法(技術)として、別な方法をあみ出せないか。
②道具を考え出して、男性と同じ効果を出せないか。

そしていくつかの手法や道具を考えてきました。
それが、振袖の着付けなどにも応用されて、力で締めないで締まる方法や、便利なアイテムになってきつつあります。



いちきさん、着付けが進化してるわね!
先日の「寿賀穂の会…心あわせて」の舞台裏で、髪を結っていた美容師さんが、「いちきさん、以前会った時と比べて、着付けが進化しているわね…」と言われました。
彼女は、東京で衣裳方の修行をしたこともあるとかで、分かって頂いたみたいです。
最初に書きましたが、私たちは学院開校40年。まだ未熟なプロ集団です。
少しでも「着付け」と「演目」、「時代考証」をお勉強しながら、新たな技術の開拓も怠るわけにはいきません。
先日の美容師さんの「進化してるわね」という言葉にも励まされ、少しでも進歩できるように、がんばらなければと思うのです。  


Posted by 衣裳 at 09:42
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吾妻流・千光会、合同舞踊会/24日(日)…鹿児島市民文化ホールで!

2018年06月11日

古典舞踊を中心に、31演目を披露予定!
鹿児島の吾妻流・千光会は、40周年のチャリティーとして、「千光会合同舞踊会」を開催します。

開催日時◆ 平成30年6月24日(日)午後1時開演、午後4時半終演予定
開催場所◆ 鹿児島市民文化ホール(第一ホール)
観劇料金◆ 3,000円(税込)
主催者 ◆ 吾妻流千光会(会長・吾妻千海/会主・吾妻薩海)
後援  ◆ 南日本新聞社、南日本放送

当日は、古典舞踊中心に、31演目を皆さまに披露して、日頃の成果をご覧頂きます。



当日の舞台裏のスタッフです。



  


Posted by 衣裳 at 09:23
Comments(0)着付け師・衣裳方

吾妻流・寿賀穂の会…大盛況のうちに幕!

2018年06月11日

のべ41名が、古典・新舞踊、27演目を熱演…拍手や歓声
6月10日(日)11時10分から、「第7回チャリティー公演、寿賀穂の会…心あわせて」の幕があきました。
会場は満席で、古典・新舞踊など27演目が披露されました。

舞台裏では、顔師さんやカツラ屋さん、美容師さんなどが、それぞれのパートを担って、表舞台の成功のためにがんばっていらっしゃいました。

私たち衣裳方も、番組が遅れることのないように、着付けていきました。
この舞踊の会には、9名の衣裳方が参加いたしました。
その中には、熊本の衣裳方・守田さんも応援に来て頂きました。

「寿賀穂の会」の幕〆は、会主・吾妻寿賀穂先生と、友情出演の吾妻典紀代先生の、「都風流」で、観客席からは大きな拍手と歓声を受けていました。

今回も、衣裳の着付けを担当させて頂きました。
寿賀穂先生、典紀代先生、ご一門の皆さま、本当にありがとうございました。



  


Posted by 衣裳 at 09:07
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6月3日に「翔舞会」/若柳光之助社中が出演

2018年05月24日

「サンエールかごしま」で、四演目をのべ13名の方が…
若柳光之助社中は、6月3日(日) 「サンエールかごしま」二階の講堂で開催される、「翔舞会」に出演されます。
出演する演目数は四演目。
当日は、のべ13名の社中の皆さまが踊りを披露されることになっています。
関心のおありになられる方は、ぜひご覧くださいませ。

下の写真は「サンエールかごしま」、円内は若柳光之助先生


  


Posted by 衣裳 at 16:06
Comments(0)舞踊の着付け

「はかた伝統工芸館」で芸妓の競艶

2018年05月24日

6月7日(木)、「はかた伝統工芸館」で午後1時から
いつもお世話になっている「はかた伝統工芸館」で、着付けショーを皆様にごらんいただきます。
今回の内容は、「京の雅と、博多の粋」と題して、博多の芸妓と京都の芸妓の着付けをご覧に入れます。

京都と博多の芸妓は、帯結びが違います。使う帯も違います。
博多と京都の、芸妓の違いも楽しみにご覧くださいませ。
工芸館の二階で行います。時間厳守でお越しくださいませ。
心よりお待ち申し上げております。

なお、お問合せは、
「はかた伝統工芸館」
〒812-0026 福岡市博多区上川端町6−1(櫛田神社横) 092-409-5450 開館時間/10:00~18:00

  


熊本城望む「伝統工芸館」で、「舞妓と芸妓の着付けショー」開催!

2018年04月30日

時代考証と着付けの解説もお楽しみに!
ニュースで、、熊本城の大天守に、新調された二体(一対)のシャチホコがそろって設置されたそうです。
熊本のシンボルの復興に、地元の皆さんや観光客の皆さんも、大喜びだとか。クリック➠ 毎日新聞の写真集

その大天守を真上に望む、「熊本県伝統工芸館」のロビーで、舞妓と芸妓の着付けショーが開催されます。
日時は、5月2日(水)午後1時から1時間の予定です。
きものや着付けに興味のある方は、ぜひお越しくださいませ。

当日は、プロの着付けはもちろん、時代考証にもとづいた、着付けの解説も楽しみにお越しくださいませ。

お問合せは、090-1929-8649 いちき まで


  


Posted by 衣裳 at 15:12
Comments(0)芸妓と舞妓

3月29日/東京・浅草で、「日本舞踊着付け、浅草西会館講座」

2018年03月27日

芸妓さんも参加して、楽しい講座を目指しています。
毎月一回、浅草の西会館で、「日本舞踊の着付け、浅草西会館講座」を開催しています。
3月29日は、午前・午後の二講座です。
毎回、カリキュラムのテーマに沿って、時代考証も学びながら着付けの技術を学んで頂けます。
当日は、二人の芸妓さんや舞踊家の方も参加されるようになっています。

今回は、後見結びを中心に進めてまいります。
時間帯は下表の通りとなっています。

講座当日の見学は自由です。お問合せを…
講座を受講されたい方、内容をお知りになりたい方は、
090-4489-9745 いちき までお問合せ下さいませ。
担当のいちきがご説明いたします。




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Posted by 衣裳 at 00:31
Comments(0)舞踊の着付け

舞踊でつかう「帯止」を製作中!

2018年03月21日

舞台の「早変わり」や、作り帯に使います。
歌舞伎や日本舞踊などの舞台では、鷺娘や藤娘などいろいろな演目で、「瞬間の早変わり」が行なわれます。
早変わりはしない場合でも、帯結びの時間短縮で使われる道具のひとつが「帯止」(おびと)です。
私の尊敬する、元・松竹衣裳の根津昌平氏の著書「着付師一代 きもの語り」によれば、氏自身が衣裳方の時に、考えられたとか。
写真のU字型の足の部分が、籐の材料で出来ていたために、当初は「帯籐」(おびとう)という名称だったと承知しています。
私共の「帯止」は、足のU字型の部分がプラスチックですから、「帯プラ」かも知れませんね。

作り帯は、羽根の部分(羽根)と、胴に巻く部分(抱き)、手先の部分(亀の甲)に分かれています。
帯止は、羽根と亀の甲で、振り文庫や花魁のあんこうなど、さまざまな帯結びを作っておいて、帯を胴に巻いておいて差し込んで使います。

私どもはこのほかに、多くの着付け道具を作っています。
他の小物については、次回に掲載いたします。お楽しみに…






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Posted by 衣裳 at 15:52
Comments(0)着付け師・衣裳方

向島芸者の「出の衣裳」/「きれい…!」と評判です。

2018年01月21日

メイクも着付けも、自分たちで拵えました。
下の写真は、向島芸者の美奈代さん(左)と千花さん(右)です。
いつもは、花街の箱屋さんに着付けてもらうのですが、今年から、お正月に着る「裾引きの出の衣裳」を、三人の芸者仲間で着せ合い、お仕事を致しました。

「関東の芸者の着付けを教えてほしい。」と、このブログを見て、お電話を頂いたのは昨年の中頃のこと。
それから12月まで、3人の仲間(貴船さん・美奈代さん・千花さん)のお稽古が、向島で始まりました。
お稽古のなかで、芸者のメイクもしっかりお勉強して、お正月に備えました。
指導に伺がったのは、私を含めた二人の講師でした。

その成果が、下の写真です。
わずか数回のお稽古で、これだけ着付けられるとは、流石です。
3人の仲間の皆さん。よくがんばりました。



お二人を、大相撲の初場所でも見かけました。
テレビで、大相撲初場所を見ていたら、砂かぶりの席にこの二人がいるのでビックリ。
あわててスマホのを引き寄せてシャッターを押しました。






  


Posted by 衣裳 at 01:07
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芸者の着付け向島講座/12月19日に!

2017年12月13日

12月19日午後、四人の芸者さんと!
毎月行なわれている「芸者着付けの向島講座」が、12月19日(火)の午後に開催されます。
この講座に参加しているのは、東京の向島と、千葉の木更津の、4名の芸者さんたちです。
開催以来楽しく学んで参りましたが、今年最後の講座も、内容のあるものにしてまいりたいと思います。



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Posted by 衣裳 at 23:45
Comments(0)芸妓と舞妓

向島で、芸者さんが裾引きをおけいこ

2017年11月16日

木更津の芸者さんも加わって

来年のお正月の「晴れの衣裳」を自分たちで着せ付けたい。
そんな思いで始めた着付けのお勉強。
先月から、千葉県木更津市の芸者さんも加わって、4人の着付け特訓が始まりました。
ほんとうに真面目に取り組んで頂き、指導する私たちも感動しています。
年末までには、きれいに着付けの技術を学んで、新年を迎えます。





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Posted by 衣裳 at 16:20
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東京の向島で、芸者さんの着付け講座

2017年11月13日

裾引きを中心に学びます
向島(東京)と木更津(千葉)の芸者さんが、「裾引きや前割れ後見」などをを学んでいます。
明日の早朝、飛行機で羽田まで。
墨田区の花街「向島」で、4人の芸者さんの待つおけいこ場(料亭)に向かいます。
これまで、箱屋さんに着付けてもらっていたのですが、「自分たちでも着付けを覚えていきたい!」とのことでした。
花街の変化と、芸者さんたちの「花街への想い」を受け止めて、一ヶ月1回東京に伺っています。
着付けに真剣に取り組む、彼女たちの姿勢に応えるためにも。




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Posted by 衣裳 at 09:27
Comments(0)芸妓と舞妓

腰紐は命綱⑧

2017年10月24日

洗ってアイロンをして
ご自分の腰紐は大切にしたいものです。
まず腰紐を買い求めたら、紐の端に大きくお名前を書くことをお勧めします。
手で力を入れて締める腰紐は、以外に汚れるものです。
毎回とはいいませんが、洗って使いたいものです。
乾いたらしっかりアイロンをかけて下の写真のような星形にたたんでおきます。
もちろん他の方法でも、シワにならない保管が必要です。

私の知り合いで、使った腰紐までクリーニングして、いつも新品同様にされている方がいらっしゃいます。
きれいな腰紐は使いやすく、着付けている者も清々しくなりますね。
しかし、そこまでしなくても、汚れをなくしたきれいな腰紐は使いやすいものです。

星形にたたんでおきたい腰紐の保管
使った後の腰紐は、シワになっていて次回使いにくいものです。
私は星形にたたんでおきます。星形にたたんでおくと、シワがとれます。
洗わずに、丸めておくだけを繰り返しますと、汚れた棒状の丸紐になってしまい、使いにくくなります。

着付け師にとっては大切な相棒ですから、腰紐は大切に取り扱いたいものです。



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Posted by 衣裳 at 07:51
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気になる裾の上げ方

2017年10月23日

舞台の床を掃いてる裾先
仕事柄、舞踊の会を観に行くときが多いのですが、、踊り手さんの裾先が気になります。
普通の着付けの拵えで舞台に立つと、必ずといっていいほど、裾が床を掃いているからです。
そうなると、踊りを観るどころではありません。目が床を掃く裾先に釘付け。

日本舞踊は、まっすぐに立って踊る所作は少なく、腰を落とした動きが多いのです。
腰を落とした時に、床と裾が平行になるとなんともいい形になります。
踊り手さんに中腰になってもらって、裾を床と平行にして腰紐で裾を固定して立ってもらってください。
少なくとも15cmくらいは裾先を上げないと掃くことになるわけです。

まあ、なんてひどい着付け!
昔のことになりますが、ある美容師の先生が、私どもが着付けた裾先を見て、「まあ、なんてひどい着付けでしょう」というが早いか、裾を思いっきり引き下げられた思い出があります。

裾の上げ方ひとつとっても、普段の着付けと日本舞踊の着付けは基本的に異なります。
日本舞踊の着付けを頼まれたら、裾はしっかり上げましょう。
裾を上げても、引きずられて、きものの両脇の裾が上がらないように着せてください。
この作業は慣れないとなかなか難しいものです。
ぜひ工夫をしてみてください。




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Posted by 衣裳 at 22:56
Comments(0)舞踊の着付け