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Posted by チェスト at

2010年10月21日

衿の出し方もいろいろ…

 「日本舞踊の着付け」と「現代の着付け」の違いについて取り上げてみたいと思います。
 まず、衿の出し方です。

 座敷など…観客と踊り手が近い距離で踊られる場合はかまわないのですが…。

 普段の衿の出し方で、千人以上入る会場の舞台に立った場合、後ろの観客席から見ると、白い衿が出ていないようにしか見えません。せっかく着付けたのに残念なことになります。
 着付けの先生などは、納得されないかもしれませんが、思い切って衿を出さないと、せっかくの着付けが台無しになってしまいます。





 衿の出し方も、年齢、演じる職業、演目の物語によって違いますし、種類が多すぎて、紙面が足りません。

 江戸時代から伝わる古典の歌舞伎舞踊や、明治・大正期の物語、歌謡曲の踊りなどでも衿の出し方が微妙に変わってくる訳です。学んでいくたびに…深みにハマってしまいます。  


Posted by 衣裳 at 20:34Comments(0)舞踊の着付け