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Posted by チェスト at

2012年02月23日

大切な帯の位置

後見、袴などすべてに位置がある
振袖なども、帯の位置が悪いと若々しさがなくなってしまいます。
舞踊の着付けなどは特にそうで、演目で位置が違うことを知っていないとサマになりません。
後見と袴を考えてみましょう。
後見は男と女の両方を踊り分ける着付けですし、袴や着流しの角帯は、腰骨で締めるのが基本です。
後見の場合、前の帯の位置を少し下げて、セリだしをつくり、胸高には結びません。
また、男の袴や着流しの角帯の位置は腰骨で決めます。
しかしその中でも、男の衣裳を女性に着せ付ける場合とか、道行きなどの演目では、帯を微妙に上目に加減をすることにしています。



女性の着付けも演ずる役で帯の位置が…
演ずる役柄が、素人の女性の場合と、芸者など玄人の女性の場合では、着付けは全く違います。
ですから、舞踊に着付けは、何年勉強しても追い付けないほど奥の深い世界ですし、それだけに新しい発見があって楽しいわけですね。

「新燃岳監視映像」 http://kirishima-live.jpn.org/
「今日の桜島」映像 http://373news.com/_sakucap_ss/index.php  


Posted by 衣裳 at 11:43Comments(0)舞踊の着付け