江戸時代の職業について…職人の部
江戸時代の職人の業種…
「現在のきものは、江戸時代の町人文化の衣裳だ」と申し上げてきました。一方…日本舞踊には、町人だけではなくて、さまざまな職業の人物が登場します。
そこで、江戸時代の職業を見てまいります。
今と違ってかなり細かく分業がなされていたという事が言えます。
職人の業種を見てみましょう。
焼物師、土器師、瓦師、火桶師、金彫師、仏師、経師、櫛挽、印判師、縫物師、扇折、時計師、縫針師、額彫、面打、青貝師、角細工師、錺師、象眼師、きせる張り、鈴師、茶入袋・巾着師、紙入師、人形師、張子師、雛師、楊枝師、物指師、箸師、刷毛師、かるた師、団扇師、撞木師、楊弓師、造花師、堆朱師、天秤師、鋳物師、鏡師、畳師、箔師、籠師、編笠師、檜物師、指物師、乗物師、数珠師、墨師、印籠師、葛籠師、桝師、紙子師、硯師、水引師、簾師、合羽師、白粉師、蠟燭師、薬鑵師、宮殿師、刀鍛冶、琴師、仏具師、錫師、唐紙師、筆師、戸障子師、鋤鍬師、車作、竈師、臼師、豆腐師、麩師、菓子師、餅師、煎餅師、飴師、香煎師、飯鮓師、錠師、雪踏師、尻切師、革師、桶作、足袋師、湯のし師、機織、烏帽子師、かずら師、大工、左官、木挽、屋根葺、布晒し…などです。
分からないのがいくつかありますか?…もちろん、今では消えていった職業もありますが…
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